飛騨によせる三つのバラード 長沢勝俊作曲

2016/05/17





『歩荷(ぼっか)』
山を越えて物を運搬する人の事を言います。きしむわだちの音、しっかりと大地を踏みし­めて歩く力強い足どり、厳しい山国の自然と飛騨に生きる人たちの生活があります。
『立円(たちつぶら)』
今でいうベビーサークルのことです。
おそらく飛騨のたくみ達が作ったかもしれないこの木製の立円に親の子供に対する愛情と­生活の知恵を感じさせます。
『杉玉(すぎだま)』
杉の葉を束ねて作った大きな玉が造り酒屋の店先にぶら下がっています。
これを杉玉、または杉林ともいいます。
酒と言えば祭、晴れの日の祭の哀歓を描いたものです。

-現代邦楽・オリジナル
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